防霜ファン
3月末から4月末まで、新茶を摘むまでの間は防霜ファンの大活躍する時期です。
普段はただ風でクルクル回ってるだけの機械に、年間を通して深夜電力の基本料を払っている状態なんですが、この時期だけはたのもしくさえ見えます。(^_^;)
仕組みは大きな扇風機で地上6m付近にある暖かい空気を吹き下ろし、空気をかく乱することによって茶株面付近の気温の低下を防ぎます。
茶農家にとって遅霜が一番怖く、これからお茶摘みが始まるまでは気の抜けない日々が続きます。
これが防霜ファンの制御盤の中の様子です。
右上にあるのがサーモスタット、ここでファンが回りだす温度の設定をします。小さくてわかりにくいですが3度で設定しています。
その横がメインスイッチ。その横がタイマーで、これは上の畑のように何本もファンがある場合に、すべてのファンがいきなり回りだし負荷がかかってブレーカーが落ちてしまわないように、ファンを時間をずらして順番に回すために付いてます。
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